勉強の邪魔をする友だちの対処法
「努力は報われるなんて嘘」はウソ
「努力は報われる」や「勉強はやったらやった分だけ結果がついてくる」という言葉がありますが正直、僕はあまり好きではありませんでした。
なんと言うかちょっとポジティブすぎる響きが好きではなく「努力は報われるなんて嘘だ。」と思っていました。
でもある時からそう思わなくなってきました。
今日は「努力が報われるなんて嘘だ。」と思っている人に向けて僕が経験したことを書いていきたいと思います。
僕は高校3年間で勉強は何も勉強しなかったしクラスに四年生大学に行った人は5人もいませんでした。
その後結局どこも受けなかったのでそのまま一年勉強することに決めました。
予備校には入ったのですが中学も合わせると6年間ぐらいみんなより何も勉強していないブランクがあったので授業が一切理解できなかったので一年間、自習室で参考書を使って勉強しました。
自分なりには頑張ったのですが、結果は前期入試ですべて落ちセンター利用後期という制度で偏差値46のいわゆるバカ大に入りました。
あまりの結果に「やっぱり努力は報われるなんて嘘だった。」と毎日のように思うようになり自分の大学が嫌いでした。
しかしあるとき「努力は報われる。」とはどういう意味なのか真剣に考え始めました。
自分はこの言葉の意味を間違ってこのように解釈していることに気が付きました。
「努力は全て報われる。」
こうすることによって失敗したときに「やっぱりウソだった。」と言ってほかの誰かのせいにしようとしていたことに気が付きました。
僕は受験のためにそのときまでしてきた努力を思い返してみました。
確かに「偏差値が高い有名大学に入る」という観点から見れば僕の努力は報われていません。
しかし今入っている大学は僕が一年間勉強していなかったら確実に受かっていなかった大学だということに気が付きました。
努力はちょっと報われるのです。
その日から今通っている大学も自分の努力が報われた結果だという風に考えることができるようになりました。
大学2年生になり英会話を勉強しはじめてたった3ヶ月で英会話講師になれたのもこのポジディブさが一つのきっかけです。
今では大学の偏差値が低いのに英語ができることがとりえになっているぐらいです。
今日はもし僕のように「努力は報われるなんて嘘だ。」と思っている人がいたらそんなことはない。と伝えるために書きました。すこしでもいい影響が与えられたら幸いです。
明日はまた英語のことについて書いていくつもりです! ではまた明日!
やろうかなじゃなくてやらないと じゃないと続かない
こんばんは。英会話講師のあべたろうです。
日本では英語は受験、資格、趣味、仕事などのためにさまざまな人に勉強されている教科だと思います。
受験や仕事などで半ば強制的に学ばされているのなら続けれれるのですが、ほとんどの人はその強制が弱かったり趣味で英語を勉強してるので問題になりやすいのはどうやって勉強のモチベ―ションを保つかということになってくると思います。
モチベーションのことを学ぶために最近「すごい実行力」という本を読んだのですがその本には「人が何か行動を起こすのには「ニード(必要性)」と「メリット(利点)」がその行動と直接的に関係している必要がある。」
と書かれていました。
例えば人が背伸びをするという背景には疲れを取りたいという「ニード」があり、背伸びをすると実際に体が軽くなるという「メリット」があるのでその行動を繰り返し行うようになるそうです。
このように人は
必要性→行動→利点
という流れがあると確実にその行動を達成することができるということです。
さて英語を話せるようになりたいと勉強している人の中には
英単語をコツコツ覚えたりニュースを聞いてリスニングの勉強をしているのだがなかなか続かないという人がいます。
その人たちにとって英語を学ぶことは必要性があることのように思えます。
しかしこの本にはその必要性と利点が行動に直接的に関係があるかということが非常に重要だということが書かれています。
例えばお金持ちになりたいというのではなくこんな豪邸に住みたいというようにさらに具体的にすることが人の行動を掻き立てます。
人によってモチベーションを上げる必要性やメリットは変わってくると思いますが今日は「これだけはみんなに共通する」という必要性とメリットを紹介します。
それは実に単純なことです。
実際に英語を話すということです。
「なんだまたそれか」と思うかもしれませんがこれをモチベーションが保てないという人には実際英語を話していないという人がほとんどです。
誰かと英語を実際に話すとまず自分の足らない部分に気付きます。
例えば「単語やらないと、言ってることが理解できない!」という風に
なにもせずにただ単に「単語やった方がいいのかな~」などというモチベーションとまるでレベルが違う必要性を感じることができます。
その後しっかりと単語を覚えて再び会話すると確実に相手が言っていることが聞き取りやすくなっているので「聞こえた!」「理解できた!!」という明らかなメリットを感じることができます。
それは一人で単語帳を勉強してなんとなく「よし単語帳全部覚えた」などというレベルの低いメリットではなく「実際に役に立った!」「あの単語帳効果抜群!」といったレベルの高い直接的なメリットを感じることができるので圧倒的にモチベ―ションが保たれやすいです。これで必要性→行動→メリットという構造が完成します!
この方法さえあれば単語帳で勉強していて「なんでこの単語帳やってるんだっけ。」や「ホントに効果あるのかなー」というモチベーションをそこなうような考え方をすべて排除することができます。
今日は以上です! ではまた明日!
倍速リスニング論争 ついに決着へ
こんばんは。英会話講師のあべたろうです!
よくネット上で「倍速リスニングは効果ある!」とか「いや無駄なんじゃないか!」とか書かれているのですが、冷静に考えたら答えは明確なのになんでそんなことを言い合ってるのかと不思議に思ったので
今日は倍速リスニングは効果があるかについて書いていきたいと思います。
まず効果があると主張する側からの意見は「倍速で聞いていると通常の速度に戻した時にゆっくりに感じてリスニングがしやすくなったから効果があるのではないか。」というものです。。
一方効果がないと主張する側の意見は「一時的には聞こえるようになるがしばらくしたら通常のスピードに聞こえるようになるので効果はないのではないか。」というものです。
まず英語のリスニングは母語者が何日もかけて身に着けてきた能力なのでその日に始めたからといって効果があってもすぐに効果を実感できるということはありません。
点数化するのも難しいですし、なにより倍速リスニングを始めた自分と始めてなかった場合の自分を比べるのは一人の人間には物理的に不可能です。
英語の勉強法だけにかぎらず、ある程度の時間がかかって身に着けるすべての学問に共通することは
自分がこの勉強法はよかったと判断して続けるのは効果がすぐにでない学問においては不可能であるということです。
そのため、ほとんどの人はその方法が理にかなっているし自分でもそう思うという理由で勉強法を選ぶと思います。
たとえばあなたが「英語を聞き流すだけで英語が話せるようになった。」とテレビで言っていても全く実践することはないと思います。
しかしそこに科学的に例えば「赤ちゃんが言語を身に着けたときと同じ方法を再現しました。」などと論理的に説明していると少しやってみようかなと思うようになるはずです。
このように時間がかかる学問はあなたが実際にやってみて伸びたから続けてみようというよりは「その理屈なら効果があるかも。」と思いその方法を実践する場合が多いのです。
さて倍速リスニングについてですが結論からいうとやり方にもよりますが効果はあると断言できます。
それには「速いスピードで聞いたあとに通常のスピードで聞いたらゆっくり聞こえるから。」などという漠然とした理由ではなくしっかりとした理由があります。
仮に英語の音声のスピードが一分間で150語の単語が読まれる速さだったとします。
ということは英単語一語に付き意味を思い出す時間は60秒÷150語で0.4秒となります。
I, you, nice, goodなどのなじみがある単語なら0.4秒以内で意味が出てくると思うのですがstrike(印象を与える)means(手段)などの単語になってくると0.4秒で意味を思い出すことが難しくなってくると思います。これがいわゆる音声についていけないという状態です。つまりリスニングができない状態です。
しかし倍速機能を使ってこの音声を1.2倍にすると150語×1.2なので一分間で180語の英単語が流れてくるということです。
つまり60秒÷180語で0.33秒となります。この方法でリスニングトレーニングをしていくと
先ほどのI, you, nice, goodなどの英単語は0.33秒以内で意味が思い出せるようになり継続していけばstrike, meansのような単語も0.33秒以内で意味が出てくるようになります。
つまりここでスピードアップさせた英単語がほかのリスニングをした時に登場してくれればそれらの単語で時間が稼げるのでほかの単語により時間が当てれるようになります。
例えば150語のうち半分の75語が同じ(つまり半分のたんごがかぶっている)場合、0.33秒で出てくる単語が75語あるということなので0.33×75語=24秒つまり6秒のおつりが来てるということになります。
なので残りの36秒÷75=0.48なので平均すると一語あたりの意味を思い出す時間が倍速リスニンぐの効果で0.15秒ずつ増えたということになります。
これはわずかな差のように思えますがリスニングに一語につき意味を思い出す時間が0.15秒ずつ増えるということはリスニングのしやすさがずいぶん変わってきます。
これで倍速リスニングの効果は伝わったと思います。
最後になぜ「一時的には聞こえるようになるがしばらくしたら通常のスピードに聞こえるようになるので効果はないのではないか。」という人がでてくるかの説明をしたいと思います。
それは定期的にその音声を復習していないのでせっかく0.33秒まで上げたちからが落ちてきているだけです。
リスニングは暗記です。定期的に復習しないとリスニング力さえも忘れていきます。
Youtubeを倍速再生する方法をが書いてるあるリンクを貼ってっておきます!
youtubeの動画を倍速再生やスロー再生に設定する方法! | 雑学まとめでぃあ@管理犬:サクラのブログ
過去に書いたリスニングに関する記事です!リスニング勉強の思わぬ落とし穴について書いています。ぜひご覧ください!
あなたも倍速リスニングを使ってリスニングの達人になりましょう!
日本人は英語が苦手と言われているがそれは違う2
昨日は
日本人が英語が苦手と言われているがそれは違う - abetaro’s diaryで日本人は英語が苦手なのではなく英語圏の人と英語を話すのには障害が多すぎるということをお伝えしました。
日本人が英語が苦手と言われているがそれは違う
僕は大学生なので授業に出たりすると必ず「どうやって英語を勉強したの?」と必ず聞かれます。
そして聞かれるたびに僕がやった方法やどういう風にすると英語ができるようになるかについて同じように教えるのですが3人に一人ぐらいの割合でなぜかできるようにならない人が出てきてしまいます。面白いのがイタリア人とかフランス人の英語を学習している人に教えるとすぐできるようになるのですがその3人のうちできるようにならない人は必ず日本人です。
結論から言うと3人の内の1人は僕が言ったことをやっていません。
残りの2人はやっています。
だからできるようにならないと言ったらおしまいなのですが僕はそのなぜやらないかということについて徹底的に考えて一つの答えを見つけたので今日はそのことについてお話しようと思います。
まず、僕が教えていることはちょーシンプルに言うと英語が母語の人を見つけるサイトを教えて
その人とスカイプなどで英語を使うことと
どうすれば効率的に英語力が伸びるかについて教えるだけです。
メインのパートはハッキリいって僕のテクニックではなくそのサイトと英語を話すことです。
昨日の記事でも紹介したのですがテクニックや単語帳や教材はあくまでも加速装置でありメインではありません。
英語を話すということが前提でそういったテクニックが生きてきます。
ではなぜその人たちが英語を話そうとしないか。
それは単に人見知りなだけです。
この人見知りというのは日本人の中でという意味ではなく世界基準で見て人見知りだということです。
僕はあまり世界ではとか海外ではとかいうのは抽象的すぎて好きではないのですが、
これに関しては間違いなく日本人は言語を身に着けるにはシャイすぎるということです。
これは都会に行けばいくほど顕著なように思えます。
僕は高知出身なのですがバスや電車で知らない人同士が車内で話し始めることは珍しくありません。
しかし東京や神奈川に来てわかったことは電車などで知らない人同士が話すことはほぼ皆無だということです。
もう一つ東京に来てものすごく驚いたのは電車で挟まれた状態ですわっていて隣の席が空くと一目散に空いた席に移るということです。
もちろん狭いだろうと気を使ってあけてくれる人もいると思うのですが僕の観点ではあまり人が近くにいることがいやなんじゃないかと思っています。
ためしにともだちが多くいるのでアメリカに住んでいる人に聞いたのですが「そんなことは絶対アメリカでは起きない。そもそもそれは失礼だろ。」という風に言っていたのでやはり日本人は本質的に人が近くにいることが苦手なんだと思いました。
もう一つ大きな原因は日本には移民の方たちが少ないのでそもそも日本語さえも外国人と話したことがある人が少なく宇宙人とまでは言わないものの外国人と話すことにそもそも抵抗を感じる人がいるという事実に気づきました。
そういった状態でいきなり知らない外国人と母語ではない英語で話すことはかなりハードルが高かったということに気が付きました。
そこでこの問題を解決するために問題を分解してみました。
人によってスタート地点は違うと思うのでできると思ったところは飛ばしてみて下さい。
日本人の仲がいい友達とスカイプで日本語を話す
→日本人の知り合いとスカイプで日本語を話す
→日本人の他人とスカイプで話す(tiwtterなどにIDを載せている人と話す)
→英語圏の仲のいい人いなければ
超他力本願な英会話上達法 - abetaro’s diaryでも紹介したinterpals
などを使ってどれだけ時間がかかってもいいので作る)とスカイプで日本語を話す
→英語圏の知り合い(ネットなどで何回かやり取りをしたことがある人)とスカイプで日本語を話す
→英語圏の他人とスカイプで日本語を話す
→英語圏の中いい友達とスカイプで英語を話す(やっとキタ!!)
この後も「英語圏の知り合いとスカイプで英語を話す」という風に人見知りを克服していく作業は続くのですが英語(外国語)をマスターするという点ではここまでで充分だと思います。
馬鹿にしてると思った方は申し訳ありません。でも本当にこれらのことが難しいという人が特に日本人には多い気がします。
日本人は英語が苦手だと言われますがそんなことはありません。
私たちは本来頭がいい人種のはずです。
その私たちが英語が苦手と言われているのには何か英語以外に理由があると思いこの記事を書きはじめました。
本当の意味での人見知りを克服して英語が得意な国民に生まれ変わりましょう!
以上、英会話講師のあべたろうでした!また明日!
英会話を上達させるために必要なたった一つのこと
英会話を上達させる方法は世の中にたくさん出ていてすごく使えるものがとても多いです。
しかしそれらの方法は所詮補助でありメインではありません。
英語の勉強法は進化し続けています。単語を覚えるのに辞書しかつかなかったころもありましたが。今では単語帳やアプリなどが出てきてどんどん便利になってきています。
しかし昔から変わっていない勉強法があります。
シンプルですが一番効果的です。
それは英会話をするということです。
アプリや単語帳、辞書、音声教材、英語の授業、これらは全て補助です。
英会話を上達するメインの作業は絶対に英語を話すということです。
これがあって初めてそれを加速させる教材や単語帳が生きてきます。
勉強時間の比率としては補助教材で一時間勉強したら一時間英語を話すのがベストです。
というのも1×9では9ですが5×5では25という数字がでます。
補助教材は英会話の量が5になって初めて生きてくるのです。
ここ最近では補助教材が発展しすぎて英語を話すという行為自体がないがしろにされていると感じたので今日この記事を書くにいたりました。
英会話講師のあべたろうでした!また明日!