日本人が英語が苦手と言われているがそれは違う

僕は大学生なので授業に出たりすると必ず「どうやって英語を勉強したの?」と必ず聞かれます。

そして聞かれるたびに僕がやった方法やどういう風にすると英語ができるようになるかについて同じように教えるのですが3人に一人ぐらいの割合でなぜかできるようにならない人が出てきてしまいます。面白いのがイタリア人とかフランス人の英語を学習している人に教えるとすぐできるようになるのですがその3人のうちできるようにならない人は必ず日本人です。

結論から言うと3人の内の1人は僕が言ったことをやっていません。

残りの2人はやっています。

だからできるようにならないと言ったらおしまいなのですが僕はそのなぜやらないかということについて徹底的に考えて一つの答えを見つけたので今日はそのことについてお話しようと思います。

 

まず、僕が教えていることはちょーシンプルに言うと英語が母語の人を見つけるサイトを教えて

その人とスカイプなどで英語を使うことと

どうすれば効率的に英語力が伸びるかについて教えるだけです。

メインのパートはハッキリいって僕のテクニックではなくそのサイトと英語を話すことです。

昨日の記事でも紹介したのですがテクニックや単語帳や教材はあくまでも加速装置でありメインではありません。

英語を話すということが前提でそういったテクニックが生きてきます。

ではなぜその人たちが英語を話そうとしないか。

それは単に人見知りなだけです。

この人見知りというのは日本人の中でという意味ではなく世界基準で見て人見知りだということです。

僕はあまり世界ではとか海外ではとかいうのは抽象的すぎて好きではないのですが、

これに関しては間違いなく日本人は言語を身に着けるにはシャイすぎるということです。

これは都会に行けばいくほど顕著なように思えます。

僕は高知出身なのですがバスや電車で知らない人同士が車内で話し始めることは珍しくありません。

しかし東京や神奈川に来てわかったことは電車などで知らない人同士が話すことはほぼ皆無だということです。

もう一つ東京に来てものすごく驚いたのは電車で挟まれた状態ですわっていて隣の席が空くと一目散に空いた席に移るということです。

もちろん狭いだろうと気を使ってあけてくれる人もいると思うのですが僕の観点ではあまり人が近くにいることがいやなんじゃないかと思っています。

ためしにともだちが多くいるのでアメリカに住んでいる人に聞いたのですが「そんなことは絶対アメリカでは起きない。そもそもそれは失礼だろ。」という風に言っていたのでやはり日本人は本質的に人が近くにいることが苦手なんだと思いました。

 

もう一つ大きな原因は日本には移民の方たちが少ないのでそもそも日本語さえも外国人と話したことがある人が少なく宇宙人とまでは言わないものの外国人と話すことにそもそも抵抗を感じる人がいるという事実に気づきました。

 

そういった状態でいきなり知らない外国人と母語ではない英語で話すことはかなりハードルが高かったということに気が付きました。

そこでこの問題を解決するために問題を分解してみました。

人によってスタート地点は違うと思うのでできると思ったところは飛ばしてみて下さい。

日本人の仲がいい友達とスカイプで日本語を話す

→日本人の知り合いとスカイプで日本語を話す

→日本人の他人とスカイプで話す(tiwtterなどにIDを載せている人と話す)

英語圏の仲のいい人いなければ

超他力本願な英会話上達法 - abetaro’s diaryでも紹介したinterpals

 

などを使ってどれだけ時間がかかってもいいので作る)とスカイプで日本語を話す

英語圏の知り合い(ネットなどで何回かやり取りをしたことがある人)とスカイプで日本語を話す

英語圏の他人とスカイプで日本語を話す

英語圏の中いい友達とスカイプで英語を話す(やっとキタ!!)

この後も「英語圏の知り合いとスカイプで英語を話す」という風に人見知りを克服していく作業は続くのですが英語(外国語)をマスターするという点ではここまでで充分だと思います。

馬鹿にしてると思った方は申し訳ありません。でも本当にこれらのことが難しいという人が特に日本人には多い気がします。

日本人は英語が苦手だと言われますがそんなことはありません。

私たちは本来頭がいい人種のはずです。

その私たちが英語が苦手と言われているのには何か英語以外に理由があると思いこの記事を書きはじめました。

本当の意味での人見知りを克服して英語が得意な国民に生まれ変わりましょう!


以上、英会話講師のあべたろうでした!また明日!