やろうかなじゃなくてやらないと じゃないと続かない

こんばんは。英会話講師のあべたろうです。

日本では英語は受験、資格、趣味、仕事などのためにさまざまな人に勉強されている教科だと思います。

受験や仕事などで半ば強制的に学ばされているのなら続けれれるのですが、ほとんどの人はその強制が弱かったり趣味で英語を勉強してるので問題になりやすいのはどうやって勉強のモチベ―ションを保つかということになってくると思います。

 

モチベーションのことを学ぶために最近「すごい実行力」という本を読んだのですがその本には「人が何か行動を起こすのには「ニード(必要性)」と「メリット(利点)がその行動と直接的に関係している必要がある。」

と書かれていました。

例えば人が背伸びをするという背景には疲れを取りたいという「ニード」があり、背伸びをすると実際に体が軽くなるという「メリット」があるのでその行動を繰り返し行うようになるそうです。

このように人は

必要性→行動→利点

という流れがあると確実にその行動を達成することができるということです。

 さて英語を話せるようになりたいと勉強している人の中には

英単語をコツコツ覚えたりニュースを聞いてリスニングの勉強をしているのだがなかなか続かないという人がいます。

その人たちにとって英語を学ぶことは必要性があることのように思えます。

しかしこの本にはその必要性と利点が行動に直接的に関係があるかということが非常に重要だということが書かれています。

例えばお金持ちになりたいというのではなくこんな豪邸に住みたいというようにさらに具体的にすることが人の行動を掻き立てます。

人によってモチベーションを上げる必要性やメリットは変わってくると思いますが今日は「これだけはみんなに共通する」という必要性とメリットを紹介します。

それは実に単純なことです。

実際に英語を話すということです。

「なんだまたそれか」と思うかもしれませんがこれをモチベーションが保てないという人には実際英語を話していないという人がほとんどです。

誰かと英語を実際に話すとまず自分の足らない部分に気付きます。

例えば「単語やらないと、言ってることが理解できない!」という風に

なにもせずにただ単に「単語やった方がいいのかな~」などというモチベーションとまるでレベルが違う必要性を感じることができます。

その後しっかりと単語を覚えて再び会話すると確実に相手が言っていることが聞き取りやすくなっているので「聞こえた!」「理解できた!!」という明らかなメリットを感じることができます。

それは一人で単語帳を勉強してなんとなく「よし単語帳全部覚えた」などというレベルの低いメリットではなく「実際に役に立った!」「あの単語帳効果抜群!」といったレベルの高い直接的なメリットを感じることができるので圧倒的にモチベ―ションが保たれやすいです。これで必要性→行動→メリットという構造が完成します!

この方法さえあれば単語帳で勉強していて「なんでこの単語帳やってるんだっけ。」や「ホントに効果あるのかなー」というモチベーションをそこなうような考え方をすべて排除することができます。

今日は以上です! ではまた明日!