ネイティブの発音を真似をすると発音が下手になる理由

英語の勉強を独学でしている人が一番苦しむのはやはり英語の発音だと思います。

文法や単語の意味などは文法書や辞書を見るとわかるのですが発音に関していうと独学でマスターするのはかなり厳しいと思います。

それは発音できないから難しいのではなく、

発音を効率的に上達させるためには発音できたとき、もしくはできていないときにそれを教えてくれる人が必ず必要になってくからです。

しかしどんな問題にも解決策があります。発音のことを語る以上僕自身の発音のレベルがどの程度かということを参考までに載せておきます。(今日VINEを始めました)

https://vine.co/v/OL16UEnUqXI

まずどんな問題でもそうなのですが大きい問題や難しい問題に直面したときにはそれを分解して一つずつ解決してくのがベストです。

もちろんフレーズを聞いてそれをまねて発音しようとするのもいいのですが、

真似する人を一人に絞る必要があります。

たいていの人は話者がどこの出身かも考えずにアメリカ人が発音すればそれを真似してイギリス人が真似したらまたそれを真似する。

同じアメリカでもカリフォルニアとニューヨークでは全く発音が異なります。

そのことを意識せずにただ単に真似していると世界中のネイティブスピーカーに振り回されて一生どこの英語にも近づくことなく何も身につくことがないということになります。

 

そこでやってほしいのは真似する発音を統一することと、問題を分解することです。ここでは音を分解することです。

つまり教材を使って発音記号を勉強することです。

 

やっぱりか、と思うかもしれませんが一つずつ音を覚えるには発音記号をマスターしいくほかありません。

発音記号は50個ほどしかないので単語みたいに一万語を覚えないといけないのと比べるとまだ楽だと思います。

僕が使ったのは「英語耳」という青い本でもうすでに知っている方もおられると思います。

これの本には発音記号ごとのコツが一つずつ載っているのでこの本のCDを聴きながら一つずつ地道にマスターしていけば最終的には必ず上達します。

気を付けてほしいのは一つの音が完璧にできるようになるまで次の音に行かないということです。

まあまあできたとおもってどんどん次に進んで結局何も身につかないということが起きるのはすべての物事に共通していると思います。

たった50個程度しかないのですから一つの音ができるようになるまでは辛抱してみてください。

そして一つの音ができたと思ったら英語の発音が得意な人や英語のネイティブ(この本はアメリカ英語に準拠しているのでアメリカ人)がいたら正しいかどうか聞いてフィードバックをもらってみて下さい。

ただ発音に関してはやはり得意不得意があると思うので僕が今まであった人の中で自分も含めてどういった人が速く上達しやすいか特徴を上げておきます。

 

 

歌がうまい、地声と全く違う人の物まねができる、物まねのレパートリーが豊富、何か得意な楽器がある、複数の地域に(日本でも可)に住んだ経験がありどの地域の言語(方言でも可)を現地の人と同じように話せる、例えばお父さんとお母さんがどちらも方言がある地域出身でどちらの言葉マネできてなおかつ標準語が話せる。など

 

たくさんあてはまった人はもうすでに発音が得意か磨けばすぐ光る可能性があります。

 あてはまらなかった人は当然時間はかかりますが一つずつ音をつぶしていけば上達していくというのは確実です。

 

以上英会話講師のあべたろうでした! またあした!

 

グーグルマップで世界中の英語をリスニングできるようにする方法

英語がだんだん上達して来て相手の言ってることもわかるし自分も相手に意見を伝えることができるという人の中に相手のアクセントに苦戦した経験がある人がいるんじゃないでしょうか。

ぼくも大学に入って英会話を勉強してそこそこ自信がついたときにスコットランド人の友達と知り合って話した時にFineという単語がPinのように発音しているのを聞いたときは「これは英語じゃないだろ。」と正直思いました。

アクセントの話をするとインド人のアクセントはきついという人がいますが僕からするとスコットランドウェールズに住んでいる人のアクセントの方がはるかに聞きにくいです。

というのも英語圏でない国は少なくてもアメリカやイギリスのいわゆる標準と言われている英語を一応目指しています。

しかしスコットランド人は当たり前ですが自分の話している英語を標準英語と思っているのでいわゆる標準英語によせようという気がさらさらありません。

今日はそんな聞き取るのが難しいアクセントをどうすれば苦労なく理解できるようになるのかをお話したいと思います。

まず、大前提にあるのはアクセントがある英語の聞き取りにくさには数学の問題のように普遍性がありません。

というのも数学の問題は簡単な問題は誰にとっても簡単だし難しい問題は誰にとっても難しいです。(そうでないと受験の平等性が保たれません。)

しかし、僕が前ルームシェアしていたパキスタン人の友達はアフガニスタンやイランから来た留学生の英語は理解できるが日本人や韓国人の英語は理解しにくいと言っていました。

ちょうどそのとき僕は全く逆の問題に直面していたため、このときアクセントの難易度は普遍性のあるものではないと確信しました。

 そのとき思いつき実践しうまくいった方法を紹介しようと思います。

まず自分の生まれた国と自分がほぼリスニングできる英語圏以外の国をリストアップします。

例えば日本とフランスだったとします。

そして聞き取れるようになりたい国を選びます。ここではポーランド人の英語が聞き取れるようになりたいとします。

そしてここでなんとグーグルマップを使用します。

日本とフランスの位置を確認してどっちがポーランドに近いかを確認します。

ここでは日本よりフランスの方がポーランドに近いのでフランスを選びます。

 結論から行くとフランスとポーランドの間にある国があなたが倒すべき国です。

最短距離で行くとフランス→ドイツ→ポーランドなのでまずはinterpalsという言語交換できるサイトで日本語や日本文化に興味があるドイツ人にコンタクトを取りスカイプをします。(ここで無理に話さずにyoutubeでGerman Englishと検索してリスニングの勉強だけするのもありだと思います。)ドイツ人の英語のリンクです

www.youtube.com

なかなか聞き取れなくても会話に支障がでないくらいならOkとしそれぞれ趣味の話をしたりしてリスニングの練習をしていきます。

ここできつかった場合、隣のスイスやベルギーにいったん逃げて聞こえやすいところから初めて慣れてきたらドイツに挑戦するのもありでしょう。

この調子でフランスとポーランドの間の国のアクセントをマスターして行けば特にその国独自のリスニング対策などをせずに緩やかにステップバイステップでリスニング力を上げることができます。

ポーランドのアクセントを完璧に聞こえるようになったらウクライナからのロシアという流れもありでしょう。

このように国を侵略していくようにそれぞれの国のアクセントをマスターしていくのも面白いと思います!

 

以上、英会話講師あべたろうでした!また明日

 

 

 

効率的より効果的

一石二鳥という言葉があります。
1つのことをすることで2つのことを成し遂げれるので効率の良さから英語の勉強法などにも応用して英語で本を読んだり、英語でニュースを聞いたりしている人がいると思います。
しかしそういった勉強法は逆にかなり時間を無駄にしている可能性があります。

今日はなぜそういった勉強法が時間の無駄なのか、どうすれば効果的に英語力を上げれるかについてお話ししたいと思います。

まず英語で何かを勉強している人の中にはそれだけで効率的なように考えている人がいます。
たしかに1つのことで2つのことができるので効率的です。
しかし、それは効果的だとはいえません。

例えば、ぼくは日本語訳の本が出ていたら英語で本を読むことは絶対にありません。
というのもある本を日本語で読むと一時間かかるとすると母語でない英語で読むときは3倍かそれ以上かかってしまいます。
これはニーチェの言葉の翻訳をした白取春彦さんも彼の本のなかで外国語はどんなに上達しても母語の三分の一が限界だと言っています。
本を読むことの目標は情報を得ることなので日本語だと1時間で得れる情報が英語だと3時間かかるとすると少なくても2時間は無駄にしていることになります。
またその洋書を読んでいる間に覚えた単語などを単語帳で身につけるとすると2時間はかからないはずです。

結論として2つの行動の目的を明確にしてそれぞれかかる時間を計算しないと一石二鳥で効率的に勉強しているつもりが、1つずつ片付けていくより時間を無駄にしている可能性があるということです。

ではまた明日!

フィラーがあれば英会話はこわくない

こんばんは。英会話講師のあべたろうです!

あなたはフィラーという言葉をご存じでしょうか?

フィラーというのは直訳すると「うめるもの」で日本語で言うと「えっとー。」とか「あのー。」のように話している途中に文と文の間の隙間をうめるものです。

もちろん英語にもフィラーがあります。

フィラーは僕が大学2年生になって英会話の勉強を始めようとしたときに一番最初に覚えました。

これらを覚えると英語で言いたいことがあって、出てこないときでも相手に何かを思い出そうとしていることが伝わるのでひたすら黙っているのに比べて相手はまってくれやすくなって自分は考える時間が増えるので便利なテクニックです。

これをマスターすると話しているときに詰まるということは事実上なくなります。

どんな言語のネイティブもフィラーなしで話すことは不可能です。

毎日するような会話ならともかく、趣味の話や仕事の話などの話をするときは誰でもフィラーを使います。

 ネイティブでさえフィラーを使うので英語の学習者である私たちが使うのは当然だと思います。

フィラーについてはこのPDFに詳しく書かれているのでぜひ参考にしてみてください。http://www.roselab.sci.waseda.ac.jp/resources/file/chinmoku_wa_kin_narazu.pdf

 

僕はフィラーは大きく分けて二種類あると思っています。

一つ目は、上のリンクに主に紹介されているようなそれ自体には意味がない一般的なフィラーです。

もう一つはThat's a good question. のように意味がある文を言いながら時間を稼ぐという方法です。

今日は僕がいつも使っているフィラーを紹介しようと思います。

How can I put this... 「どういったらいいかなぁ。」

これはHow can I put this into words?の略でput this into wordsは「これを言葉にする」

という意味なので「これをどう言葉にしたらいいかなぁ。」という意味になりフィラーとして時間稼ぎに使えます。

How can I explain?「どう説明したらいいかなぁ。」

I've never thought about that before but... 「過去に考えたことなかったけど、、、」

Think of it this way. 「こう考えてみて。」

In my opinion,The way I see it, From my point of view, As far as I'm concerned,これらはすべて「私の考えでは、」というような意味でI thinkよりも時間をさらに稼げます。

I see your point but「言いたいことはわかるけど、」これは反論する前に時間を少し稼げます。

僕が最もお勧めするのはAll,What,thingなどを使って考えてからいう部分を文の奥においてさらに時間を稼ぐ方法です。

これは訓練次第でパターンは無限に作れるようになります。

I have to 動詞→All I have to do is 動詞

I'm saying that...→What I'm saying is that...

... is the only thing I know about him.→The only thing I know about him is...

 

これらの表現は自転車の補助輪のようなものです。

あなたが英語を上達するのを大いに助けてくれます。

しかしあなたが流暢に英語を話すようになったときにはいつの間にかほとんど使わななっているはずです。

母語者と学習者はどちらもフィラーを使いますが唯一の違いは母語者の方がフィラーを使う回数が少ないということです。

 

少し長くなりましたがまた明日!

 

 

 

 

 

人はどのような過程を経て言語を話せるようになるのか

僕のはブログ内で英文を覚えることの大切さについて何度もお話しさせてもらっていますがそれには理由があります。

それはこの方法は私たちが日本語を習得した方法と全く同じだからです。

一番簡単な例は、「ごめん。」や「ありがとう。」などの定型文です。

生まれたばかりでまだ日本語がわからないとき、すまなさそうな顔をしている人や何かミスをしている人があなたの前で何度も「ごめん。」ということで人は「ごめん。」は何がミスをしたときに使えばいいんだな。と覚えます。

そのあと、自分がミスをして誰かに怒られそういなった時に「ごめん。」といってみます。

相手が怒るのをやめたりすると自分の言ったことが通じたことがわかり自信をつけてどんどん使うようになります。

ひとたび覚えるといろんな状況を見て「ごめん。」はこういった状況でも使われるのか。と理解するようになります。

「ねむい。」や「おなかすいた。」「バイバイ」なども同じような過程をたどって覚えて使えるようになっていきます。

しばらくして「お菓子」という単語を覚えるとほかの子供がお母さんに「お菓子買いたい!」といって買ってもらっているのを見て「~買いたい。」というとそれが手に入ることを覚えます。そして繰り返していくうちに自分の要求が大きすぎると「~買いたい。」と言っても断られることを覚えます。

「水」という言葉を覚えてお母さんに「水飲みたい?」と聞かれて「うん」と答えると水が与えられ飲むということを理解します。

「飲みたい」「買いたい」という風にどんどん覚えていくと「~iたい」を付けると何かを要求できることを覚えます。

たいの前にiをつけたのは~たいの前は必ず母音がiになるからです。

これで「遊ぶ」を覚えたら「遊びたい」という風に言えるようになっていきます。

このように私たちも日本語の文をたくさん覚えることによって法則を見出し覚えれば覚えるほど未知なる文を自ら作り出す力がついていきます。その状態を言語を流暢に話すと言います。

 英語を上達させるこつは、とにかくたくさんの文を覚えることです。

英会話講師、あべたろうでした!また明日

 

英語表現に迷ったら失礼な方を取れ

英語の表現を覚える際、同じ意味の表現が複数あるとどれを覚えていいのかわからないということが多々あると思います。

僕は最初相手に失礼にならないようにとか嫌われないように丁寧な表現を覚えていました。

しばらくして気づいたのですか、丁寧な表現を使っていると本当に腹を割って話せる友達ができにくいです。

考えてみると私たちが最初に覚えた日本語もはじめはカジュアルなことばを身に付けて小学生の高学年や中学生になったあと、だんだん丁寧な敬語を身に付けていったと思います。

ビジネスをだけ前提にして考えているならやはり丁寧な言葉使いが大切だと思います。

どこまでカジュアルな言葉使いが許されるかはあなたの周りの英語を話す人に合わせたらいいと思います。

友達がIt's fucked. これ壊れている。と言っていたらあなたも同じような言葉を使ったほうがより仲良くなれると思います。

カジュアルな表現を覚えていくことの利点としてもう一点あげられるのは

失礼だったときにしっかりと正しい表現を教えてもらえるということです。

丁寧に話していると、特に問題はないので学べる機会は

すこし減ります。

私たちは英語の母語者ではないので間違えるのは当然です。

この表現は失礼だと文字で覚えるのではなくて

実際に失礼だよ。

といわれた方が100倍身に付きます!

間違いを恐れずにどんどんカジュアルな表現を覚えていきましょう!

あべたろうでした!またあした

英語力がどれぐらい伸びたかを一日で確認する方法

英語の勉強だけではなくすべての勉強に必要なのは「正しい勉強法」と「それを続けること」だと思います。

いつもは英語の勉強法ばかり書いているので今日はモチベーションの保ちかたについて書いていこうと思います。

よくいろんな本でモチベ―ションを保つ方法が書かれています。

好きなことで勉強するとか頑張った自分にご褒美をあげるなどです。

しかし結局のところモチベ―ションは自分が成長したのを自分でしっかりと確認できることで保たれるとぼくは思っています。

受験勉強でも続けて頑張ろうと思えるのはやはり努力した分の結果が目に見えたときだと思います。

そこでどうすれば英語の勉強、特に成長したかがわかりにくい英会話で自分が成長したことを確認できるようになるかについて書いていきたいと思います。

それは自分の英会話能力を伸ばすジャンルを一つ決めてしまうという方法です。

例えば自分が友達とよく話すアーティストとを一つ思い出しそのキーワードを使ってこの以前紹介したインターパルズinterpalsの使い方

という海外の人と交流できるサイトで検索します。interpalsの使い方について

interpalsの使い方をご参照下さい。

 

 
今回試しにこのサイト内で「sekai no owari」と検索したのですが185人もの人がプロフィールの趣味の欄に「sekai no owari」と書いていました。
この中から自分と気が合いそうな人にメッセージを送ってスカイプなどを使ってお互いの大好きなアーティストの話ができます。
日本のバンドだと海外の人からたくさん質問を受けると思うので会話もスムーズにできると思います。
この調子で何人かの友達と同じトピックについて話しているとだんだんそのトピックについては何を聞かれても流暢に返せるようになります。
一つのトピックに使う英語が集中的に学習されたことになるので実際にどれだけ実力がついたかが簡単にわかります。
それが終わると次は似たジャンルで「ONE OK ROCK
などについても話せるようにしていきます。
このとき「sekai no owari」で身に着けた英語力が必ず生きてきます。
そしてまた「ONE OK ROCK」についても話せるようになったらまた違うアーティストについて話せるようにしていきます。
このように雪だるま式にジャンルをマスターしていくとだんだん音楽というジャンルについて英語が簡単に話せるようになります。
そうなれば後は自分が流暢に話せるジャンルを増やしていくだけになります。
これは実は日本語でも同じで、例えば僕は本が好きなので本について話すときはペラペラですが政治について話を振られると流暢に日本語を話すことができません。
僕は日本語でも上手に話せない分野を英語で無理に話さなくてもいいと思います。
あなたもこの方法で自分が流暢に話せる分野を増やしていきましょう。
英会話講師、あべたろうでした!またあした!