フィラーがあれば英会話はこわくない

こんばんは。英会話講師のあべたろうです!

あなたはフィラーという言葉をご存じでしょうか?

フィラーというのは直訳すると「うめるもの」で日本語で言うと「えっとー。」とか「あのー。」のように話している途中に文と文の間の隙間をうめるものです。

もちろん英語にもフィラーがあります。

フィラーは僕が大学2年生になって英会話の勉強を始めようとしたときに一番最初に覚えました。

これらを覚えると英語で言いたいことがあって、出てこないときでも相手に何かを思い出そうとしていることが伝わるのでひたすら黙っているのに比べて相手はまってくれやすくなって自分は考える時間が増えるので便利なテクニックです。

これをマスターすると話しているときに詰まるということは事実上なくなります。

どんな言語のネイティブもフィラーなしで話すことは不可能です。

毎日するような会話ならともかく、趣味の話や仕事の話などの話をするときは誰でもフィラーを使います。

 ネイティブでさえフィラーを使うので英語の学習者である私たちが使うのは当然だと思います。

フィラーについてはこのPDFに詳しく書かれているのでぜひ参考にしてみてください。http://www.roselab.sci.waseda.ac.jp/resources/file/chinmoku_wa_kin_narazu.pdf

 

僕はフィラーは大きく分けて二種類あると思っています。

一つ目は、上のリンクに主に紹介されているようなそれ自体には意味がない一般的なフィラーです。

もう一つはThat's a good question. のように意味がある文を言いながら時間を稼ぐという方法です。

今日は僕がいつも使っているフィラーを紹介しようと思います。

How can I put this... 「どういったらいいかなぁ。」

これはHow can I put this into words?の略でput this into wordsは「これを言葉にする」

という意味なので「これをどう言葉にしたらいいかなぁ。」という意味になりフィラーとして時間稼ぎに使えます。

How can I explain?「どう説明したらいいかなぁ。」

I've never thought about that before but... 「過去に考えたことなかったけど、、、」

Think of it this way. 「こう考えてみて。」

In my opinion,The way I see it, From my point of view, As far as I'm concerned,これらはすべて「私の考えでは、」というような意味でI thinkよりも時間をさらに稼げます。

I see your point but「言いたいことはわかるけど、」これは反論する前に時間を少し稼げます。

僕が最もお勧めするのはAll,What,thingなどを使って考えてからいう部分を文の奥においてさらに時間を稼ぐ方法です。

これは訓練次第でパターンは無限に作れるようになります。

I have to 動詞→All I have to do is 動詞

I'm saying that...→What I'm saying is that...

... is the only thing I know about him.→The only thing I know about him is...

 

これらの表現は自転車の補助輪のようなものです。

あなたが英語を上達するのを大いに助けてくれます。

しかしあなたが流暢に英語を話すようになったときにはいつの間にかほとんど使わななっているはずです。

母語者と学習者はどちらもフィラーを使いますが唯一の違いは母語者の方がフィラーを使う回数が少ないということです。

 

少し長くなりましたがまた明日!