人はどのような過程を経て言語を話せるようになるのか

僕のはブログ内で英文を覚えることの大切さについて何度もお話しさせてもらっていますがそれには理由があります。

それはこの方法は私たちが日本語を習得した方法と全く同じだからです。

一番簡単な例は、「ごめん。」や「ありがとう。」などの定型文です。

生まれたばかりでまだ日本語がわからないとき、すまなさそうな顔をしている人や何かミスをしている人があなたの前で何度も「ごめん。」ということで人は「ごめん。」は何がミスをしたときに使えばいいんだな。と覚えます。

そのあと、自分がミスをして誰かに怒られそういなった時に「ごめん。」といってみます。

相手が怒るのをやめたりすると自分の言ったことが通じたことがわかり自信をつけてどんどん使うようになります。

ひとたび覚えるといろんな状況を見て「ごめん。」はこういった状況でも使われるのか。と理解するようになります。

「ねむい。」や「おなかすいた。」「バイバイ」なども同じような過程をたどって覚えて使えるようになっていきます。

しばらくして「お菓子」という単語を覚えるとほかの子供がお母さんに「お菓子買いたい!」といって買ってもらっているのを見て「~買いたい。」というとそれが手に入ることを覚えます。そして繰り返していくうちに自分の要求が大きすぎると「~買いたい。」と言っても断られることを覚えます。

「水」という言葉を覚えてお母さんに「水飲みたい?」と聞かれて「うん」と答えると水が与えられ飲むということを理解します。

「飲みたい」「買いたい」という風にどんどん覚えていくと「~iたい」を付けると何かを要求できることを覚えます。

たいの前にiをつけたのは~たいの前は必ず母音がiになるからです。

これで「遊ぶ」を覚えたら「遊びたい」という風に言えるようになっていきます。

このように私たちも日本語の文をたくさん覚えることによって法則を見出し覚えれば覚えるほど未知なる文を自ら作り出す力がついていきます。その状態を言語を流暢に話すと言います。

 英語を上達させるこつは、とにかくたくさんの文を覚えることです。

英会話講師、あべたろうでした!また明日