ネイティブの発音を真似をすると発音が下手になる理由
英語の勉強を独学でしている人が一番苦しむのはやはり英語の発音だと思います。
文法や単語の意味などは文法書や辞書を見るとわかるのですが発音に関していうと独学でマスターするのはかなり厳しいと思います。
それは発音できないから難しいのではなく、
発音を効率的に上達させるためには発音できたとき、もしくはできていないときにそれを教えてくれる人が必ず必要になってくからです。
しかしどんな問題にも解決策があります。発音のことを語る以上僕自身の発音のレベルがどの程度かということを参考までに載せておきます。(今日VINEを始めました)
まずどんな問題でもそうなのですが大きい問題や難しい問題に直面したときにはそれを分解して一つずつ解決してくのがベストです。
もちろんフレーズを聞いてそれをまねて発音しようとするのもいいのですが、
真似する人を一人に絞る必要があります。
たいていの人は話者がどこの出身かも考えずにアメリカ人が発音すればそれを真似してイギリス人が真似したらまたそれを真似する。
同じアメリカでもカリフォルニアとニューヨークでは全く発音が異なります。
そのことを意識せずにただ単に真似していると世界中のネイティブスピーカーに振り回されて一生どこの英語にも近づくことなく何も身につくことがないということになります。
そこでやってほしいのは真似する発音を統一することと、問題を分解することです。ここでは音を分解することです。
つまり教材を使って発音記号を勉強することです。
やっぱりか、と思うかもしれませんが一つずつ音を覚えるには発音記号をマスターしいくほかありません。
発音記号は50個ほどしかないので単語みたいに一万語を覚えないといけないのと比べるとまだ楽だと思います。
僕が使ったのは「英語耳」という青い本でもうすでに知っている方もおられると思います。
これの本には発音記号ごとのコツが一つずつ載っているのでこの本のCDを聴きながら一つずつ地道にマスターしていけば最終的には必ず上達します。
気を付けてほしいのは一つの音が完璧にできるようになるまで次の音に行かないということです。
まあまあできたとおもってどんどん次に進んで結局何も身につかないということが起きるのはすべての物事に共通していると思います。
たった50個程度しかないのですから一つの音ができるようになるまでは辛抱してみてください。
そして一つの音ができたと思ったら英語の発音が得意な人や英語のネイティブ(この本はアメリカ英語に準拠しているのでアメリカ人)がいたら正しいかどうか聞いてフィードバックをもらってみて下さい。
ただ発音に関してはやはり得意不得意があると思うので僕が今まであった人の中で自分も含めてどういった人が速く上達しやすいか特徴を上げておきます。
歌がうまい、地声と全く違う人の物まねができる、物まねのレパートリーが豊富、何か得意な楽器がある、複数の地域に(日本でも可)に住んだ経験がありどの地域の言語(方言でも可)を現地の人と同じように話せる、例えばお父さんとお母さんがどちらも方言がある地域出身でどちらの言葉マネできてなおかつ標準語が話せる。など
たくさんあてはまった人はもうすでに発音が得意か磨けばすぐ光る可能性があります。
あてはまらなかった人は当然時間はかかりますが一つずつ音をつぶしていけば上達していくというのは確実です。
以上英会話講師のあべたろうでした! またあした!