なぜ日本語→英語の訓練で英語が話せるようになるのか
ちまたではよく日本語から英語に変換して考えてる癖がついていると英語を話せるようにならないということがよく言われています。
それには一理ありますが、僕自身日本語から英語に変換する練習をして、実際に三か月で英会話の講師として働かせてもらえるようになりました。
今日はなぜ日本語から英語に変換する勉強法で英語が話せるようになるかについてお話をしたいと思います。
例えば、「どうしてこんなことが起きたのですか?」や「原因はなんですか?」というとき英語では How did it happen? といいます。僕がした方法は「原因はなんですか?」=How did it happen? と覚えて英会話でその文脈が来たら時間がかかっても、たとえ日本語→英語でもできるだけ早く How did it happen? というように練習しました。
もちろん最初は自分で作った表現でもなく母語でもないのでなにがぎこちない感じがしました。
しかし使うタイミングが来るたびにこの表現を使っていくと、相手の反応その場の雰囲気が後押しし、だんだんと自分がこの表現に対してなじんでくるという感覚になってきます。
これを繰り返していくと、5回目あたりから日本語→英語のようにこの表現についてだけは変換しなくてもできるようになっていくのです。
I'm fine. I'm sleepy. I want to study English. Thank you.などが日本語から英語に訳さないで英語の感覚でそのまま話せる人は多いと思います。
そうやって自分が使う表現をたくさん覚えていき、使いながら自分にとってなじみのある表現にしていきましょう。
自分にとってクリティカルな表現を見つける方法について以前、記事を書いたのでそちらもごらんください!
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ここまでは客観的事実についてお話をしましたが、なぜ上記のよなことが起こるのかについて、言語学についても少し勉強した僕が興味のあるかたのみにお話ししたいと思います。
まず、人間には深層構造というものがあると言われています。それは分かりやすくいうとココロのようなもので何かの言葉を発する前の気持ちみたいなものがあり、それがひきがねとなって人は何かを言ったりします。
つまりリンゴを見てappleと発言するまで初めは、こころ→リンゴ→appleという順番で思い出すのですこしラグがあります。日本語を英語に変換して話ことに反対する人がいるのはこのためです。
しかしこの、ココロ→リンゴ→appleのサイクルを繰り返していくとだんだん速くなっていき、やがて自分を取り巻く環境が英語だった場合、リンゴより先にappleが口から出てくるようになるのです。
こういう風にして、ココロ→appleという風に英語のまま発言できるようになるのです。
最後までお読みいただきありがとうございます。あべたろうでした!また明日!