雰囲気だけのリスニングでは通用しない
こんにちは!英会話講師のあべたろうです!
英語が得意と言う人でも第三者同士の会話が聞き取りにくいという人は多いと思います。
第三者同士で話している英語を聞き取れるようになるような勉強法を考えた理由は
その友達は、ほかのパキスタン人たちが二人で5メートルぐらい前で話しているのを聞いて
「あ~母語ならほかの人が話していることも理解できるのに、日本語じゃあできないな。」
といっていてそのとき僕も英語のリスニングで同じ問題に直面していたので
しばらくの間、どうすればほかの人が話している英語が聞き取れるようになるのかを考えました。
そこでその時思いついた、なぜ第三者同士の会話は聞き取りにくいのかということとその問題の解決策についてお話したいと思います。
まず、何かが聞き取れるということは大きく分けて二つの条件がそろったときに可能になってきます。
一つはあなたもご存じのリスニング力です。
もう一つあまり意識されていませんがとても重要なのがコンテクスト(文脈)です。
一対一で英語を話す場合は相手の発言は必ずあなたの発言の影響を受けています。
例えば、あなたが「疲れた?」と誰かに聞くと相手の反応はいくらデスボイスだの奇声のような聞き取りにくい声で答えられても答えは大体YesかNoだという予想がつきます。
つまり一対一で話すときは圧倒的なコンテクストがあるのです。
なのでリスニング力がそんなになくても相手の言っていることが理解できます。
つまり本当のリスニング力をつけるためには文脈がほとんどない教材で勉強しなければなりません。
その教材とは「映画の予告編」です。
ユーチューブで「trailer (自分が見たい作品)」と検索するとたくさん出てきます。
スクリプトがほしい場合は上記のことをする前にフィルターというところで字幕が出せる動画のみを探すこともできます。
映画の予告編はかっこよく編集しようとしているので文脈もくそもありません。
最初挑戦したときは話が飛び飛びで何が何だかわかりませんでした。
しかし予告編を教材にし始めて、英語を文脈なしで聞き取る練習をしてくと
スカイプでアメリカ人と話しているときともだちのお母さんがともだちに何と話しかけているのかが理解できるようになりました。
そしてそれだけではなく文脈抜きの本来のリスニング力を身に着けたことで
一対一の会話ではリスニングの精度はさらに上がり勘違いをして話が進んでいくこともなくなってきました。
あなたもこの方法で本物のリスニング力をつけてましょう!
でわまた明日!